あなたは元素周期表のどの元素? この世界は元素で構成されています。これらの元素を原子番号の順序で並べ、まとめたものを周期表と言います。周期表は1869年にロシアの科学者ドミトリ・メンデレーエフによって提案されました。その後たくさんの科学者が様々なタイプの周期表を提案し、170種類あまりにも増えました。
あなたが元素記号だったら何になるのか調べてみませんか?自分の素直な気持ちでクイズに答えてください。もし当てはまるものがなかったら近いものでも大丈夫です。
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発見された年、発見過程、分類、性格説明を追加しました。- 2016/8/29 問題を一部修正しました。 - 2016/8/30 H 7 0 2 0 9 1 1_1.008_1 水素 非金属 冒険が好きなあなたは、情報収集能力に長けています。さらに、新しい情報を受け入れる柔軟性もあります。 1766年 ヘンリー・キャヴェンディッシュが鉄と希硝酸を反応させて生じる気体を水素として分離し、発見。 水素原子は宇宙が誕生してから約38万年後に初めて生成したとされている。それまでは陽子と電子がバラバラのプラズマ状態で光は宇宙空間を直進できなかったが、電子と陽子が結合することにより宇宙空間を散乱されずに進めるようになった。これを「宇宙の晴れ上がり」と言う。水素は、宇宙全体の約70%を占める物質。太陽をはじめとする宇宙の星のほとんどは、水素をエネルギーとして光っている。地球上では酸素が結び付いて「水」として多く存在している。 He 0 0 1 0 7 3 2_4.002602_2 ヘリウム 希ガス 内気でクールなあなたは、物事を解決する時もきっと理智的な策を取るでしょう。 1868年 ピエール・ジャンサンが太陽スペクトルを観測した際にフラウンホーファーD線の近くに新しいスペクトル線を発見。 無臭、無味、無毒(酸欠を除く)で最も軽い希ガス元素である。すべての元素の中で最も沸点が低く、加圧下でしか固体にならない。ヘリウムは不活性の単原子ガスとして存在する。また、存在量は水素に次いで宇宙で2番目に多い。ヘリウムは地球の大気の 0.0005 % を占め、鉱物やミネラルウォーターの中にも溶け込んでいる。 Li 7 7 2 2 2 3 3_6.94_2,1 リチウム アルカリ金属 友達といる時も同僚といる時でも、あなたはいつもグループの中心で盛り上げるでしょう。人とのコミュニケーションはあなたに撮って生きる糧でもあります。 1817年 ヨアン・オーガスト・アルフェドソンがペタル医師の分析により発見。 白銀色の軟らかい元素であり、全ての金属元素の中で最も軽く、比熱容量は全固体元素中で最も高い。リチウムは地球上に広く分布しているが、非常に高い反応性のために単体としては存在していない。地殻中で25番目に多く存在する元素であり、火成岩や塩湖かん水中に多く含まれる。 Be 5 3 9 1 3 1 4_9.0121831_2,2 ベリリウム 卑金属 友達といる時も同僚といる時でも、あなたはいつもグループの中心で盛り上げるでしょう。人とのコミュニケーションはあなたに撮って生きる糧でもあります。 1798年 ルイ=ニコラ・ヴォークランが緑柱石をアルカリで処理することによって水酸化アルミニウムを溶解させ、アルミニウムからベリリウム酸化物を分離させることに成功し発見。 ベリリウムは緑柱石などの鉱物から産出される。緑柱石は不純物に由来する色の違いによってアクアマリンやエメラルドなどと呼ばれ、宝石としても用いられる。常温常圧で安定した結晶構造は六方最密充填構造(HCP)である。単体は銀白色の金属で、空気中では表面に酸化被膜が生成され安定に存在できる。モース硬度は6から7を示し、硬く、常温では脆いが、高温になると展延性が増す。酸にもアルカリにも溶解する。 B 3 1 4 3 2 3 5_10.81_2,3 ホウ素 半金属 あなたの騙されやすそうな見た目に近付いてきた人たちは知らず知らずのうちに自分があなたに騙されたことにも気付かないでしょう。あなたを説得するのは至難の業です。 1808年 単体のホウ素はジョセフ・ルイ・ゲイ=リュサックとルイ・テナールの二人と、ハンフリー・デービーがそれぞれ同時期に個別に単離に成功。 ホウ素には複数の同素体があり物性値は同素体によって異なる値を示すが、全体として高融点かつ高沸点な硬くて脆い固体である[17]。例えば融点はアモルファスホウ素で2300 ℃、β菱面晶ホウ素で2180 ℃であり、沸点はβ菱面晶ホウ素で3650 ℃。アモルファスホウ素は2550 ℃で昇華する。β菱面晶ホウ素のモース硬度は9.3。比重はα菱面晶ホウ素が2.46、β菱面晶ホウ素が2.35である。 C 1 4 1 3 4 1 6_12.011_2,4 炭素 非金属 あなたの印象はナチュラル、素直、純粋、謙遜…外見だけでは判断出来ないあなたの魅力がたくさんあるようです。 古代 有機物を不完全燃焼させた際に見つけた。 非金属の炭素には、4つの外殻電子と4つの空席がある。そのため、価電子数4と元素の中でも最も多い4組の共有結合を持つことが可能であり、この特徴から多様な分子をつくる骨格となる。炭素が他の元素と結びついて作る化合物の種類は約5400万種にのぼる。融点や昇華を起こす温度は全元素の中で最も高い。常圧下では融点を持たず、三重点は10.8±0.2 MPa、4600±300 Kであり、昇華は約3900 Kで起こる。 N 2 1 0 0 8 0 7_14.007_2,5 窒素 非金属 息を潜めるように過ごしているあなたは、周りの人に近付いても気付かれないでしょう。鋭い目で、周りを観察する目を持っています。 1772年 ダニエル・ラザフォード石鹸を作るときに使う灰汁に二酸化炭素を通すと吸収されたのに窒素は灰汁に吸収されないことから、二酸化炭素と窒素を区別するとこで「窒素」を発見(区別)。 窒素分子は常温では無味無臭の気体として安定した形で存在する。また、液化した窒素分子(液体窒素)は冷却剤としてよく使用されるが、液体窒素温度 (-195.8 ℃, 77 K) から液化する。常温常圧下では、極めて不活性かつ、アルゴン等の希ガスに比べると安価な気体であるため、嫌気性条件や乾燥条件を設定する際に用いられることが多い。 O 3 2 0 0 8 1 8_15.999_2,6 酸素 非金属 塩のように、あなたは周りの人の生活には必要不可欠な存在です。静かに周りを観察しているあなたは神出鬼没です。 1771至1774年 スウェーデンの薬剤師、カール・ヴィルヘルム・シェーレが1771年に初めて見つけた。しかし公にはしなかったため、最終的に化学史上の発見者はジョゼフ・プリーストリーとされている。(1774年) 宇宙では水素、ヘリウムに次いで3番目に多くの質量を占め、ケイ素量を106としたときの比率は 2.38 × 107 である。地球地殻の元素では質量が最も多く47%が酸素である。気体の酸素分子は大気の体積の20.95%[12]、質量で23%を占める。酸素は、地球の地殻(質量比で約46.7%)およびマントルに最も多く含まれている元素であり、多くは岩石中に酸化物・ケイ酸塩・炭酸塩などの形で存在する。 F 9 2 1 7 7 1 9_18.998403163_2,7 フッ素 ハロゲン 現実主義者で、熱が強いあなたは周りの人といい関係を保てるでしょう。 1886年 アンリ・モアッサンが白金・イリジウム電極を用いて、蛍石をフッ素の捕集容器に使い、電気分解を低温下で進め単離に成功。 ガラスや白金さえも侵すため、その性質上、単体で保存することは実質的に不可能である。もっぱら単体よりも穏やかな化合物の状態で保存され、容器には化合物であっても侵されにくいポリエチレン製の瓶や、テフロンコーティングされた容器が用いられる。単体はフッ化水素 (HF) を電解するか、フッ化水素カリウム (KHF2) を電解することで得られる。 Ne 2 0 1 0 9 0 10_20.1797_2,8 ネオン 希ガス 何事に対しても客観的に判断が出来、冷静沈着、鋭い目を持ち戦略的に動きます。 1898年 ロンドンで、イギリス人化学者ウィリアム・ラムゼー卿とモーリス・トラバースが、ラムゼーを液体状になるまで冷却し気化したガスを分留する実験でネオンを発見。 ネオンは希ガスとしては2番目に軽く、ガイスラー管に詰め放電すると橙赤色で光るため、ネオン管の封入気体として利用される[12]。実際は、アルゴンや水銀などの添加物を用いていろいろな色を出す。標準的な電圧と電流下において、ネオンのプラズマは希ガス中で最も激しい光を放つ。人間の目には一般に赤 - オレンジ色に見えるこの光は、実際には多くの波長から成っている。強い緑色の光線も含まれるが、これは分光しないと判断できない Na 4 1 1 2 2 1 11_22.98976928_2,8,1 ナトリウム アルカリ金属 怒りっぽい性格のあなたは、常に火をつけたら即爆発状態。しかし、熱しやすく冷めやすくもあります。その性格で初対面の人を驚かせてしまうことも。 1807年 ハンフリー・デービーが水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)を電気分解することにより発見した。 常温、常圧での結晶構造は、BCC 構造(体心立方構造)。融点は98 ℃で、沸点は883℃(他に883 ℃、881 ℃という実験値あり)。比重は0.97で、わずかに水より軽い。非常に反応性の高い金属で、酸、塩基に侵され、水と激しく反応する。下記に示される化学反応過程を経て水酸化ナトリウムとなるため、素手で触ると手の表面にある水分と化合し水酸化ナトリウムとなって皮膚を侵す。 Mg 8 3 4 2 1 1 12_24.305_2,8,2 マグネシウム 卑金属 情緒が不安定なあなたは、常に怒り爆発まであと一歩。熱しやすく冷めやすくもありますが、その性格で初対面の人を驚かせてしまうことも。 1808年 ハンフリー・デービーによるマグネシアと酸化水銀の溶融電気分解により単離。 ヒトを含む動物や植物の生命活動を支えるミネラル(必須元素)の一つであり、とりわけ植物の光合成に必要なクロロフィルで配位結合の中心として不可欠である。酸化数はほぼ常に2価。比重1.74の柔らかい金属で、融点 650 ℃、沸点 1090-1110 ℃。酸素と結合しやすく、強い還元作用を持つ。空気中で長期間放置すると、表面が次第に酸化され灰色を帯びる。 Al 6 5 3 2 3 1 13_26.9815385_2,8,3 アルミニウム 貧金属 青春と若さ代表のあなたは、考えるよりも先に行動してしまいがち。でもそれが、若さの代償なのでは? 1825年 ハンス・クリスティアン・エルステッドアルミナから合成した塩化物にカリウム水銀化合物を加え熱するという化学的方法を考案。※史上最初のアルミニウム分離に成功。 単体は銀白色の金属で、常温常圧で良い熱伝導性・電気伝導性を持ち、加工性が良く、実用金属としては軽量であるため、広く用いられている。熱力学的に酸化されやすい金属ではあるが、空気中では表面にできた酸化皮膜により内部が保護されるため高い耐食性を持つ。 Si 4 6 6 1 6 0 14_28.085_2,8,4 ケイ素 半金属 あなたがいる場所では、周りの人は常に支えられています。何事にも精通しているあなたはとても頼りになるでしょう。 1823年 イェンス・ベルセリウスが四フッ化ケイ素とカリウムを加熱して単離に成功。 常温・常圧で安定な結晶構造は、ダイヤモンド構造。ケイ素は、自然界だけでなく人間にとっても非常に重要な役割を担っている事が最近の研究で明らかになってきた。細胞間の結合を担うコラーゲンの結びつきを強める働きがあり、肌や骨や腱、血管、歯、爪、胸腺、松果体など体の主要な組織を形成する大切な元素。「珪素」「硅素」「シリコン」とも呼ばれる物質で、岩石や土壌の主成分として酸素に次いで2番目に多く自然界に存在している。その中でも、無色透明で六角柱状の美しい結晶したものを水晶(クリスタル)と呼ぶ。 P 7 3 2 5 7 0 15_30.973761998_2,8,5 リン 非金属 たとえ誰からも注目されなくても、自分自身を愛せるようにしましょう。生活を彩るように自分から行動してみては。 1669年 ドイツの商人・ヘニッヒ・ブラントが、錬金術の実験としてバケツ60杯の尿を蒸発させていたところ、尿の残留物からリンを発見した。 生体内では、遺伝情報の要である DNA や RNA のポリリン酸エステル鎖として存在するほか、生体エネルギー代謝に欠かせない ATP、細胞膜の主要な構成要素であるリン脂質など、重要な働きを担う化合物中に存在している。また、脊椎動物ではリン酸カルシウムが骨格の主要構成要素としての役割も持つ。 S 5 3 4 5 6 1 16_32.06_2,8,6 硫黄 非金属 周りの人にとってあなたはいて当たり前な存在。いるだけでみんなの潤滑剤の役割をしてくれます。 古代 大昔より既にその存在は知られていた。 多くの同素体や結晶多形が存在し、融点、密度はそれぞれ異なる。沸点 444.674 ℃。大昔から自然界において存在が知られている。硫黄は臭気を発しないが、噴火口や硫黄泉の周囲など天然の硫黄が存在する場所で多く発生する硫黄化合物である硫化水素は腐卵臭が、二酸化硫黄は刺激臭があり、日本語ではこれらの臭気を「硫黄の臭い」「硫黄のような臭い」と表現することがある。 Cl 4 4 0 6 7 3 17_35.45_2,8,7 塩素 ハロゲン あなたがいないと何か物足りなく感じ、いれば逆に、あなたの毒舌が止まる事なく、周りの人にとっては辛い時間。そんな絶妙な存在。 1774年 1774年,瑞典的舍勒用盐酸和二氧化锰反应,制得氯气;1810年由戴维确定了氯元素的存在。1774年にスウェーデンのカール・ヴィルヘルム・シェーレが「脱フロギストン海塩酸気」と命名。1810年ハンフリー・デービーが元素であることを確認。 単体は常温で黄緑色の刺激臭のある気体。水によく溶け、空気より重い。酸化力が強く、反応性が高い。きわめて毒性が強く、空気中に微量存在しても人体に影響があり、高濃度では呼吸困難となる。工業的には食塩水の電解によって作られる。殺菌・漂白剤、塩酸や塩化ビニルの製造原料などに使用。 Ar 1 0 0 0 9 0 18_39.948_2,8,8 アルゴン 希ガス あなたには周りを気にする事なく自分の世界に入り、集中して物事を進められる特技があります。さぞかし周りが羨む事でしょう。 1894年 1892年にレイリー卿(ジョン・ウィリアム・ストラット)が大気分析の過程で未知の気体に気づき、1894年にウィリアム・ラムゼーと共にその正体がアルゴンであることを突き止めた。 アルゴンは地球大気中に窒素・酸素に次いで3番目に多く含まれている気体で、その容量パーセント濃度は0.93%である。希ガスの中では最も空気中での存在比が大きく、乾燥空気を構成する物質では第2位の酸素の 20.93% についで第3位の 0.93% である。名の通り、アルゴンは化学反応をほとんど起こさない元素である。最外殻電子数が8でありオクテット則を満たしているので、アルゴンは安定でほかの元素と結合しにくい。 K 6 3 7 2 1 0 19_30.0983_2,8,8,1 カリウム アルカリ金属 あなたがいるだけで周りは楽しくなります。しかし、少しせっかちな所があり、誤解させてしまう事もしばしば。 1807年 イギリスのハンフリー・デービーが新しく発見されたボルタ電池を用いて、水酸化カリウム(苛性カリ)を電気分解(溶融塩電解)することによって金属カリウムを初めて単離した。 カリウムの単体金属は激しい反応性を持つ。電子を1個失って陽イオン K+ になりやすく、自然界ではその形でのみ存在する。地殻中では2.6%を占める7番目に存在量の多い元素であり、花崗岩やカーナライトなどの鉱石に含まれる。塩化カリウムの形で採取され、そのままあるいは各種の加工を経て別の化合物として、肥料、食品添加物、火薬などさまざまな用途に使われる。 Ca 6 6 8 2 3 1 20_40.078_2,8,8,2 カルシウム アルカリ土類金属 自分の考えはあるものの、周りにとても流されやすいようです。周りの意見がどのようなものでも、理由を聞くとそれが正解に聞こえてしまうようです。 1808年 ハンフリー・デービーが生石灰を酸化水銀とともに溶融電解し、金属カルシウムを得ることに成功した。 酸化数はわずかな例外を除き、常に+IIとなる。比重1.55の非常に柔らかい金属で、融点は840-850 ℃、沸点は1480-1490 ℃(異なる実験値あり)。標準状態での結晶構造は面心立方格子構造。単体を空気中で放置すると酸素・水・二酸化炭素と反応して腐食するため、不活性ガスを充填した状態で販売される。鉱油中で保存することもある。 Sc 5 7 9 2 3 4 21_44.955908_2,8,9,2 スカンジウム 遷移金属 無慈悲な現実は好まず、目の前にある物事で自分で推理したり考察する方が好きなようです。さらにあなたの発言には説得力があり、周りは反論できないでしょう。 1879年 スウェーデンの化学者 ラース・フレデリク・ニルソンがガドリン石から発見。 スカンジウムとは、レアメタルの一種。銀白色の金属で、水溶性で熱水や酸に溶けやすい。空気中では暗灰色になる。単体は淡灰色の金属,比重 3.02~3.20,融点約 1400℃。酸に可溶。化学的性質は希土類元素に類似,塩基性は最も弱い。 Ti 3 8 9 3 4 2 22_47.867_2,8,10,2 チタン 遷移金属 好きな人の前ではとろけるように甘く、知らない人の前では氷のように冷たい印象を与えます。 1791年 イギリスの鉱物学者にして寺僧であったウイリアム・グレゴーが採取した磁性のある黒色の砂の中に新しい金属元素があるに違いないと推定し、発見。 金属光沢を持つ。酸化物である酸化チタン(IV)は非常に安定な化合物で、白色顔料として利用され、また光触媒としての性質を持つ。この性質が金属チタンの貴金属に匹敵する耐食性や安定性をもたらしている。酸化物が非常に安定で侵されにくく、空気中では空気に触れる表面が強力な酸化物(不動態酸化皮膜)で覆われる不動態となる。 V 3 9 9 1 3 3 23_50.9415_2,8,11,2 バナジウム 遷移金属 決意はとても堅く例えそれが茨の道であっても、心はブレずに最後までやり通すでしょう。しかし、その性格のせいで、人間関係には少し疎いようです。 1830年 1801年、アンドレス・マヌエル・デル・リオが発見した。しかし当時は未知の化合物と考えられ、後にスウェーデンのニルス・ガブリエル・セフストレームが軟鉄中から再発見。(1830年) 金属としては軟らかく、展延性があり容易に圧延加工できる。常温・常圧で安定な結晶構造は体心立方格子で、比重は6.11、融点は1726 °C(他に1890 °C、1915 °Cという実験値あり)、沸点は3410 °C(3000 °C、3350 °Cなどの実験値あり)。普通の酸・アルカリや水とは反応しないが、濃硝酸・濃硫酸やフッ化水素酸には溶ける。原子価は2価から5価まで多様な値をとる。 Cr 1 7 9 2 2 0 24_51.9961_2,8,13,1 クロム 遷移金属 あなたはカニのように、大きいハサミのような武器を持ち硬い甲羅で自分を守り、弱い一面を人に見せる事を好まないでしょう。 1797年 フランスのルイ=ニコラ・ヴォークランによってシベリア産の紅鉛鉱(クロム酸鉛、PbCrO4)から発見。 クロムは銀白色の金属で、硬く、融点は1907 °C、沸点は2671°C(他に融点に関しては1857 °C、沸点に関しては2200 °C、2690 °Cという値がある)。金属としての利用は、光沢があること、硬いこと、耐食性があることを利用するクロムめっきとしての用途が大きい。また、鉄とニッケルと10.5%以上のクロムを含む合金(フェロクロム)はステンレス鋼と呼ぶ。 Mn 4 7 9 4 1 1 25_54,938044_2,8,13,2 マンガン 遷移金属 あなたは何事においても熟考してから動くタイプです。しかし現実は必ずしもあなたが考えたようには動きません。たまには先に行動してみては。 1774年 スウェーデンのカール・ヴィルヘルム・シェーレが発見、同年ヨハン・ゴットリーブ・ガーン が単体を単離。 銀白色の金属で、比重は7.2(体心立方類似構造)、融点は1246°C。マンガン族元素に属する遷移元素。温度によりいくつかの同素体が存在し、常温常圧で安定な構造は立方晶系である。これは硬く非常に脆い。比較的反応性の高い金属で粉末状にすると空気中の酸素、水などとも反応する。 Fe 7 8 7 2 2 1 26_55.845_2,8,14,2 鉄 遷移金属 あなたはあまり物事の結果を気にせず、どちらかというとその過程に趣きを置くタイプです。塵も積もれば山となる過程を楽しんでいるようです。 古代 大昔既に存在は知られていた。 純粋な鉄は白い金属光沢を放つが、イオン化傾向が高いため、湿った空気中では容易に錆を生じ、時間の経過と共に見かけ上黒ずんだり褐色へと変色する。一方、極めて純度の高い (99.9999 %) 鉄は、比較的高いイオン化傾向を有するにもかかわらず、塩酸や王水などの酸に侵されにくくなるうえ、液体ヘリウム温度(-268.95℃)でも失われないほどの高い可塑性を有するようになる。 Co 4 9 9 2 3 0 27_58.933194_2,8,15,2 コバルト 遷移金属 強い意志と諦めない心を持ち合わせているあなたはとても影響力がある人です。自分がどうすれば1番力を発揮出来るのか知っているようです。 1737年 スウェーデンの化学者イェオリ・ブラントがヴェストマンランドの鉱山で採掘した鉱石から発見。 単体は灰白色の硬い金属で展延性がある。粘度は錬鉄より大,硬さ,剛性も鋼にまさる。強磁性体。塩酸,硫酸には溶けにくいが,希硫酸に易溶。3価のコバルトイオンには多数の錯塩が知られている。高速度鋼,耐食鋼,磁性材料などに用いられる。 Ni 2 8 9 8 2 3 28_58.6934_2,8,16,2 ニッケル 遷移金属 何事もやり通す力を持つあなたですが、同時に物事の変化にも順応に出来る柔軟性も持ち合わせているようです。一見矛盾にしか見えないことでも、あなたの手にかかれば、それも完璧になるでしょう。 1751年 スウェーデンの化学者アクセル・フレドリク・クルーンステットによって初めて元素として同定、分離、 銀白色の光沢ある金属であり乾燥した空気中では錆びにくいが、微粒子状のものは空気中で自然発火することもあり、細いニッケル線は酸素中で火花を出して燃焼する。水素よりイオン化傾向がやや大きく、塩酸および希硫酸に徐々に溶解し、緑色の水和ニッケルイオンを生成するが、その反応は極めて遅い。 Cu 4 4 7 6 0 1 29_63.546_2,8,18,1 銅 遷移金属 とても神秘的なベールに包まれているあなたは、物事の事実にはあまり関心せず、どちらかと言うとロジックや考え方に興味を持つようです。 古代 大昔既に存在は知られていた。 単結晶の銅は軟らかく、電気伝導度および展延性が高い金属であり、これは同じ第11族元素である銀や金と共通した性質である。これは閉殻構造を取るd軌道の外側にs軌道の電子が1つだけ存在しているという、第11族元素の電子配置に起因している。このような電子配置であるためにd軌道の電子の多くは原子間の相互作用に寄与せず、原子同士を結び付ける金属結合はs軌道の電子によって支配される。 Zn 6 3 7 6 4 1 30_65.38_2,8,18,2 亜鉛 ポスト遷移金属 孤独な生活を受け入れられないあなたは常に誰かの存在を感じることで自身のアイデンティティを見出しているようです。 古代 大昔既に存在は知られていた。 光沢を有し、反磁性を示す青味を帯びた銀白色の金属である[3]。融点は419.5 °C、沸点は907 °Cと金属としては比較的低い。比重は鉄よりも小さく7.14。常温では脆いが、約100 - 150 °Cの範囲のみで展性、延性に富むようになる。210 °Cを超えると、再び脆性を示すようになる。亜鉛は良好な電気伝導体である Ga 5 5 9 5 3 4 31_69.723_2,8,18,3 ガリウム 貧金属 普段は傷つきやすい一面があるのですが。大きな事に直面した時、すぐに冷静になれる強さもあるようです。 1875年 ポール・ボアボードランがピレネー山脈産の閃亜鉛鉱を分光法によって分析した際、特徴的な2本の紫色の光線として発見。 圧力、温度によっていくつかの安定な結晶構造がある。常温、常圧では斜方晶系が安定(比重 5.9)で、青みがかった金属光沢がある金属結晶である。融点は 29.8 °C と低いが、一方、沸点は 2403 °C(異なる実験値あり)と非常に高い。酸やアルカリに溶ける両性である。また、水と同じように、液体の方が固体よりも体積が小さい異常液体である。ガリウムは固体から液体になると、その体積が約3.4%減少する。 Ge 1 5 9 4 5 4 32_72.63_2,8,18,4 ゲルマニウム 半金属 常に自分を端っこに追いやり、客観的に物事をみています。人から注目されることを嫌います。 1886年 ドイツのクレメンス・ヴィンクラーがアージロード鉱という銀鉱石から発見。 青みがかった銀白色で銀やプラチナに近い光沢を放つ。結晶の形はダイヤモンド構造 (面心立方 炭素結晶)。融点は938.3℃、沸点は2830℃である。32℃以上の光や熱が加わると一番外側の軌道の不規則に周遊するマイナス電子が活発に反応し外に飛び出す。 As 8 4 6 3 4 1 33_74.9215_2,8,18,5 ヒ素 半金属 知り合いの前ではほとんど喋らないのに、初対面の人の前では常にポジティブでみんなを笑わせる存在のようです。 1250年 アルベルトゥス・マグヌスにより発見されたとされる。 最も安定で金属光沢があるため金属ヒ素とも呼ばれる「灰色ヒ素」、ニンニク臭があり透明なロウ状の柔らかい「黄色ヒ素」、黒リンと同じ構造を持つ「黒色ヒ素」の3つの同素体が存在する。灰色ヒ素は1気圧下において615 °Cで昇華する。 Se 5 3 4 1 5 0 34_78.971_2,8,18,6 セレン 非金属 人との争いを好まないが、チャンスが来ると人が変わったようにそれをものにしようとするため、周りの人からするとどれが本当のあなたまわからないことがあるようです。 1817年 イェンス・ベルセリウス硫酸製造のためイオウを燃焼した沈積物の中からテルルに似た未知の元素として発見。 いくつかの同素体が存在するが、常温で安定なのは六方晶系で鎖状構造をもつ灰色セレン(金属セレン)である。灰色セレンの融点は217.4 °C(異なる実験値あり)で、比重は4.8である。他の同素体として、赤色で単斜晶系のα, β, γセレン、ガラス状の無定形セレンなどがある。-2, 0, +2, +4, +6価の酸化状態を取り得る。水に不溶だが、二硫化炭素 (CS2) には溶ける。また、熱濃硫酸と反応する。燃やすと不快臭のある気体(二酸化セレン)が発生する。硫黄に性質が似ている。 Br 4 3 1 9 5 2 35_79.904_2,8,18,7 臭素 ハロゲン あなたがいないと何か物足りなく感じ、いれば逆に、あなたの毒舌が止まる事なく、周りの人にとっては辛い時間。そんな絶妙な存在。 1826年 フランスの化学者 アントワーヌ・バラールによってにがりのなかから発見された。 非金属元素の中では常温・常圧で液体である唯一の元素で、二原子分子 (Br2) を形成する。色は暗赤色で、常温・常圧で蒸発しやすく、赤色の気体となる。同じハロゲンの塩素と同様、強烈な不快臭を持つ。ハロゲン中での反応性は塩素より小さく、ヨウ素より大きい。水には若干溶け、二硫化炭素と脂肪族アルコールと酢酸にはよく溶ける。 Kr 0 2 0 0 9 0 36_83.789_2,8,18,8 クリプトン 希ガス 外部の影響は一切受けず、自分のやりたいことを集中してやる力があります。 1898年 ウィリアム・ラムゼーとモーリス・トラバースによって、液体空気からキセノンとともに発見された。 常温、常圧で無色、無臭の気体。融点は-157.2 °C、沸点は-152.9 °C (-153.4 °C)、比重は2.82 (-157 °C)。重い気体であるため、吸引すると声が低くなる。空気中には1.14 ppmの割合で含まれている。空気を液化、分留することにより得られる。不活性であるがフッ素とは酸化数が+2の不安定な化合物を作る。 Rb 8 1 5 2 3 4 37_85.4678_2,8,18,8,1 ルビジウム アルカリ金属 人からの注目を浴びやすく、いろんなチャンスも巡って来やすくなる反面、批判をしてくる人も増えるでしょう。 1861年 1861年にロベルト・ブンゼンとグスタフ・キルヒホフにより、ドイツのハイデルベルクにおいて鉱石のリチア雲母から発見された。 銀白色の極めて軟らかい金属で、非放射性アルカリ金属元素の中で2番目に電気陰性度が小さい。比重は1.53、融点は39.3 °C。常温、常圧で安定な結晶構造は体心立方構造 (BCC)。他のアルカリ金属類と類似した性質を有し、ナトリウム、カリウムより反応性は強く、空気中で酸化され過酸化物 Rb2O2 および超酸化物 RbO2 を生成する。 Sr 7 4 7 2 2 4 38_87.62_2,8,18,8,2 ストロンチウム アルカリ土類金属 人からの注目を浴びやすく、いろんなチャンスも巡って来やすくなる反面、批判をしてくる人も増えるでしょう。 1808年 ウィリアム・クラックシャンクとアデア・クロフォードにより発見。 常温、常圧で安定な結晶構造は面心立方格子構造 (FCC, α-Sr)。銀白色の金属で、比重は2.63、融点は777 °C、沸点は1382 °C。炎色反応で赤色を呈する。空気中では灰白色の酸化物被膜を生じる。水とは激しく反応し水酸化ストロンチウムを生成する。 Y 4 6 9 1 1 4 39_88.90584_2,8,18,9,2 イットリウム 遷移金属 周りを拒むような冷たいオーラを放っているが、それでも優しく接してくれる人に感動し一瞬で暖かくなる。 1794年 1787年にカール・アクセル・アレニウスがスウェーデンのイッテルビーの近くで未知の鉱物を発見。(発表されたのは1974年) イットリウムは軟らかく銀光沢を持つ金属である。第5周期と第3族に属す遷移金属であり、周期律から予想されるとおり、第3族で第4周期のスカンジウムより電気陰性度が小さく、第6周期のランタンよりも電気陰性度が大きい。また、第5族で第5周期のジルコニウムよりも電気陰性度が小さい。第5周期元素のdブロック元素のなかではイットリウムがもっとも原子番号が小さい。 Zr 4 6 9 1 3 4 40_91.224_2,8,18,10,2 ジルコニウム 遷移金属 揺るぎない心を持つあなたは、あまり人に本当の自分を見せるのが得意ではなく、何事も自分の中で解決しようとします。 1789年 マルティン・ハインリヒ・クラプロートがジルコンから発見。 単体は灰白色の光沢ある金属。融点 1900℃,比重 6.52。酸,アルカリに対し安定であるが,フッ化水素酸,王水,熱リン酸と反応する。粉末は発火点が低く,酸化剤と混ぜると爆発しやすい。 Nb 2 8 9 3 0 4 41_92.90637_2,8,18,12,1 ニオブ 遷移金属 あなたの実力を発揮させてくれる環境を好み、それ以外の場所では、言葉をあまり発さず静かにしていることが多いでしょう。 1801年 イングランドの化学者チャールズ・ハチェットにより発見された。 ニオブは光沢のある灰色で、展延性があり、常磁性を持った周期表の第5族に属する金属であり、最外殻電子の配置は第5族としては変則的なものである。絶対零度から融点まで、体心立方格子構造を取ると考えられているものの、3結晶軸に沿った熱膨張の高解像度測定によれば、立方構造とは矛盾する異方性があることを明らかにしている。 Mo 2 9 9 2 1 4 42_95.95_2,8,18,13,1 モリブデン 遷移金属 恋愛でも仕事でも何に対しても、感がとても鋭く、真相をすぐに暴いてしまします。ですが、それを誰かに打ち明けるでもなく、心の中に秘めておくことが多いでしょう。 1778年 カール・ヴィルヘルム・シェーレが1778年に輝水鉛鉱を硝酸と反応させて分離した酸化物として発見 銀白色の硬い金属。常温、常圧で安定な結晶構造は体心立方構造 (BCC) で、比重は10.28、融点は2620 °C、沸点は4650 °C(融点、沸点とも異なる実験値あり)。空気中では酸化被膜を作り内部が保護される。高温で酸素やハロゲンと反応する。 Tc 4 9 9 1 3 4 43_(98)_2,8,18,13,2 テクネチウム 遷移金属 あなたは思考力に優れており、自分の意見は曲げないために現実的ではないことでも平気で言ってしまう事もあるようです。 1937年 エミリオ・セグレと カーロ・ペリエがカリフォルニア州バークリーのサイクロトロンでモリブデンを重陽子で照射し,放射性の 43番元素をつくることに成功。 白金に似た外観を持つ銀白色の放射性の金属で、比重は11.5、融点は2172 °C(異なる実験値あり)。沸点は4000 °C以上。安定な結晶構造は六方晶系。363 nm、403 nm、410 nm、426 nm、430 nm、485 nmの特有スペクトルを持つ。わずかに磁性を持っており11.3 K以下にすると強磁性を示す。 Ru 2 9 9 3 4 4 44_101.07_2,8,18,15,1 ルテニウム 遷移金属 誰もが興味を示すようなものには見向きもしないが、逆に誰もが無関心なものに興味を引くことがあるようです。その独特な感性があなたの魅力なのかもしれません。 1844年 カール・クラウスの研究により単体分離に成功。 光沢ある銀白色のかたくてもろい金属。空気中で安定であるが、多くの気体を吸蔵する性質がある。天然には他の白金族元素とともに産する。空気中で熱すると表面に黒色の二酸化ルテニウムRuO2を生ずる。粉末状のものを酸素気流中で熱すれば完全に二酸化ルテニウムに変わる。融点は2250℃、沸点は3900℃、比重は12.41(20℃)。 Rh 3 9 9 2 2 4 45_102.90550_2,8,18,16,1 ロジウム 遷移金属 人見知りが激しく、大勢の初対面の人と会った時は気まずい空気が流れますが、話が合う人といると、あなたのマシンガントークが爆発します。 1803年 ウィリアム・ウォラストンによって白金鉱石から発見された。 銀白色の金属で,展性・延性に富む。酸・王水に不溶。触媒として,水素添加用やアンモニア酸化,自動車の排ガス処理用などに利用。白金またはイリジウムとの合金は耐食性・耐熱性にすぐれ,熱電対として用いられる。融点は1960℃、沸点は3697℃。 Pd 3 8 9 2 3 4 46_106.42_2,8,18,18 パラジウム 遷移金属 特定の人たちのは注目されますが、大抵の人には見向きもされない空気のような存在になってしまいます。 1803年 イギリスの化学者、物理学者ウイリアム・ウォラストンによって発見。 単体は銀白色の金属で、融点 1555℃、比重 12.03、硬さ 4.8。高温ではかなり揮発性。多くの気体、特に水素をよく吸蔵し、また透過させる。暗赤色に熱すると酸化パラジウムに変る。自分の体積の935倍もの水素を吸収するため、水素吸蔵合金として利用される。 Ag 2 8 8 2 1 1 47_107.8682_2,8,18,18,1 銀 遷移金属 誰であってもあなたの魅力を否定することができず、それが敵であってもあなたに魅了されてしまうようです。 古代 大昔から既にその存在は知られていた。 室温における電気伝導率と熱伝導率、可視光線の反射率は、いずれも金属中で最大である。光の反射率が可視領域にわたって98 %程度と高いことから美しい金属光沢を有する。延性および展性に富み、その性質は金に次ぎ、1 gの銀は約2200 mの線に伸ばすことが可能である。 Cd 4 7 6 1 3 4 48_112.414_2,8,18,18,2 カドミウム 遷移金属 世渡り上手なあなたはどんな状況においても一番最適な行動を取ることが出来ます。 1817年 ドイツの科学者フリードリヒ・シュトロマイヤーによって、菱亜鉛鉱(炭酸亜鉛)から不純物として発見された。 銀白色の軟らかく展性に富む金属であり、比較的さびにくく美しい金属光沢を持つが、湿気の多い空気中では徐々に酸化され灰色になり光沢を失う。塩酸および希硫酸などとは徐々に反応し無色の2価の水和カドミウムイオンを生成する。薄いアルカリ水溶液とはほとんど反応しない。 In 2 7 9 2 2 4 49_114.818_2,8,18,18,3 インジウム 貧金属 普段は即決するのに、大事な事になると優柔不断になるようで、周りの人はそのギャップにとても驚くようです。 1863年 テオドール・リヒターとフェルディナント・ライヒによって、閃亜鉛鉱の発光スペクトルの中に発見された。 単体は銀白色で蝋(ろう)のように柔らかい金属。空気中で安定であるが、水に合うとさびやすい。地殻中微量に存在。軸受、低融点合金などに使用。III‐V族化合物半導体の材料としても使われる。融点は156.63℃、沸点は約2000℃、比重は7.31(20℃)。 Sn 5 6 5 3 4 1 50_118.710_2,8,18,18,4 スズ 貧金属 見た目はあまり周りと変わらないですが、内に秘めている力は壮大で、人々を驚かせます。 古代 最も古くから使用された金属元素の一つ。 青銅として最も古くから使用された金属元素の一つ。灰色スズ(αスズ,等軸晶系)、白色スズ(βスズ,正方晶系)、γスズ(斜方晶系)の3種の同素体があるが、常温で普通に見られるものは白色スズ。空気中で安定で展延性に富む。酸,熱苛性アルカリ水溶液に可溶。 Sb 5 4 4 7 3 2 51_121.760_2,8,18,18,5 アンチモン 半金属 決まり事や規則にとても厳しく、人に頑固な性格だと思われている事もあるようです。 古代 最古のものでは有史前のアフリカで利用されていた痕跡が残っている。 銀白色の金属で,光沢がありもろい。塩酸,希硫酸に溶けず,濃硫酸,濃硝酸に侵される。融解したものを凝固させるとわずかに膨張するので活字合金とし,また軸受合金にも用いる。融点は630.74℃、沸点は1587℃。 Te 6 4 7 2 5 3 52_127.60_2,8,18,18,6 テルル 半金属 あまり多くの人と関わる事を好まず、周りからはとても冷酷な存在に思われているようです。 1782年 1782年にミュラー・フォン・ライヒェンシュタインが単体分離、1798年にクラプロートによって命名。 単体は銀白色金属光沢ある結晶でもろく(硬度2.5)、いくぶん金属性があり、半導体。空気中では青い炎をあげて燃える。ガラスや陶磁器の着色、合金などに使用。天然には硫化鉱物中に少量含まれて産する。工業的には銅・鉛などの電解精錬の際の陽極泥などから採取されている。 I 7 5 1 8 0 1 53_126.90447_2,8,18,18,7 ヨウ素 ハロゲン 周りにミステリアスな印象を与えますが、物事に対してちゃんと自分の意見を持っています。 1811年 ベルナール・クールトアによって、海藻灰から発見された。 黒紫色,金属光沢のある結晶で,特異臭がある。比重 4.93,融点 113.5℃。容易に昇華する。蒸気は紫色を呈し,腐食性が強い。四塩化炭素,二硫化炭素に溶け紫色を,水,アルコールにいくぶん溶け褐色を呈する。化学作用は塩素,臭素に似ているが,はるかに弱い。 Xe 4 5 6 0 8 2 54_131.293_2,8,18,18,8 キセノン 希ガス 少し控え目な性格ですが、相手を思いやる気持ちは誰よりもあり、実は人とのコミュニケーションも嫌いではありません。 1898年 ウィリアム・ラムゼーとモーリス・トラバースにより液体空気の蒸発残留物中に発見された。 単体は単原子で無色,無臭の気体。沸点-107.1℃。気中では無害の気体であるが、神経組織の脂質部分に溶解しやすく、高濃度では外科手術の麻酔に利用されることもある。放射性同位体をトレーサーとして生体内脂質代謝機構の研究にも応用される。 Cs 9 3 6 2 3 3 55_132.90545196_2,8,18,18,8,1 セシウム アルカリ金属 あなたは「きょううん」の持ち主です。でもそれが「強運」なのか、「凶運」なのかは運次第… 1860年 グスタフ・キルヒホフとロベルト・ブンゼンにより、分光学的方法で発見。 単体は銀白色の軟らかい金属で、空気中ではただちに酸化され、水と激しく反応して水素を発生する。炎色反応は青紫色。電気の良導体で、光電管に使用。核分裂によって生じる人工放射性同位体のセシウム137は、半減期30年でバリウム137となってγ(ガンマ)線を出し、人体に有害。 Ba 8 6 8 2 5 1 56_137.327_2,8,18,18,8,2 バリウム アルカリ土類金属 あなたは物事に対して力を発揮できますが、それが必ずしもいい方向に傾くとは限りません。 1808年 イギリスのハンフリー・デービーがバリウム塩の溶融塩電解によってバリウムの単体を初めて単離。 銀白色の柔らかい金属。化学的性質はカルシウム、ストロンチウムに似るが、より活性。炎色反応は緑。金属の脱酸剤、車両用軸受合金などに用いられ、化合物として顔料(リトポン)などにも使用。地殻中にはカルシウムに伴って広く分布。主要鉱石は重晶石、毒重石。融点は729℃、沸点は1898℃。 La 7 4 5 2 1 4 57_138.90547_2,8,18,18,9,2 ランタン ランタノイド 人から注目を浴びやすい反面、否定的な人も増え、それをどう乗り越えるかが鍵となってきます。 1839年 スイスのカール・グスタフ・モサンデルがセリウムの酸化物中から発見。 単体はスズ白色金属で,融点 810℃,比重 6.17。かなり活性で,熱水を分解して水素を発生させ,また容易に鉱酸と反応して溶ける。酸化数3。発火合金の成分として使用され,またガラス成分として用いられる。 Ce 7 6 9 1 2 4 58_140.116_2,8,18,19,9,2 セリウム ランタノイド 物事の結末をあまり重視せず、どちらかというとその過程での成長を楽しむようです。 1803年 スウェーデンのイェンス・ベルセリウスとウィルヘルム・ヒージンガーが、スウェーデンのバストネス鉱山でイットリウム鉱石の探索中に発見。 単体は鉄灰色で,展延性に富む金属。乾燥した空気中では安定であるが,湿気があると表面が酸化される。微粉は自然発光することもある。比重 6.75,融点 815℃。四価セリウム塩は黄色ないし橙色,三価セリウム塩は白色が普通である。四価セリウムは強酸化剤であり, Pr 6 6 9 1 3 4 59_140.90766_2,8,18,21,8,2 プラセオジム ランタノイド 控え目なあなたはあまり自分を表現することはせず、裏方にまわることが多いようです。 1885年 オーストリアのカール・アウアー・フォン・ヴェルスバッハが、もともと一つの元素と考えられていた混合物であるジジミウムからネオジムと共に発見。 単体は銀白色の金属で,融点 935℃,比重 6.782,展性,延性がある。空気中 290℃で発火。酸と反応して溶ける。酸化数3。三酸化プラセオジムは黄緑色。塩類は結晶,水溶液ともに美しい緑色を呈する。常磁性。ミッシュメタル,鉄鋼,非鉄金属材料用添加剤として用いられる。 Nd 6 7 7 2 2 4 60_144.242_2,8,18,22,8,2 ネオジム ランタノイド 客観的に物事を見ることが出来、周りにプラスの影響を与えます。人とのコミュニケーションを得意とし、自分の欲しい情報をすぐに手に入れる事ができます。 1885年 オーストリアのカール・アウアー・フォン・ヴェルスバッハが、もともと一つの元素と考えられていた混合物であるジジミウムからプラセオジムと共に発見。 単体は銀白色の金属で,融点 1024℃,比重 7.004。酸に可溶,酸化数3の化合物が普通である。塩類は固体,溶液とも赤紫色。ネオジムガラス,ミッシュメタルの製造などに用いられる。 Pm 2 5 3 3 4 4 61_(145)_2,8,18,23,8,2 プロメチウム ランタノイド 物事の結末だけに興味を持ち、その過程を軽視しています。「結果良ければ全て良し」とは言いますが、時折それが仇となります。 1947年 エミリオ・セグれらが原子炉で生成し、ウランの崩壊物質中から取り出して初めて存在を確認。 銀白色の金属で、常温、常圧で安定な結晶構造は、複六方最密充填構造(ABACスタッキング)。比重は7.2で、融点は1,168 °C、沸点は2,460 °C。原子価は 4f4 の電子配置をとる3価が安定で、水和イオン Pm3+ aq は淡紅色である。物理的、化学的性質は不明な部分が多い。 Sm 3 4 1 4 1 4 62_150.36_2,8,18,24,8,2 サマリウム ランタノイド 時に楽観的になり過ぎて、物事の本質を見ていないようです。その上自分の意見も持ってない事もしばしば。 1879年 ポール・ボアボードランによってサマルスキー石から発見。 単体は黄灰色の金属,融点 1072℃,比重 7.536。ごく弱い天然放射能をもつ。熱水と作用して水素を発生し,無機酸に溶ける。3価の陽イオンのほか2価もつくる。コバルトの合金でつくられるサマリウム・コバルト磁石はネオジム系合金の磁石についで強力。 Eu 4 6 3 4 3 4 63_151.964_2,8,18,25,8,2 ユウロピウム ランタノイド 何をやるにしても興味があるかないかで判断し、興味ある事に対しては実力以上の力を発揮できますが、興味ない事に対しては手抜きでやるようです。 1896年 ウジェーヌ・ドマルセーが発見し、1901年に単離に成功。 単体は鋼灰色の金属。化合物は通常2価および3価で,前者は無色,後者は淡紅色のものが多い。ストロンチウム,鉛などの鉱石に伴い,あるいはモナズ石などに含まれて産する。カラーテレビの発光体などに使用。 Gd 4 6 4 1 4 4 64_157.25_2,8,18,25,9,2 ガドリニウム ランタノイド 一見横道なあなたですが、好きな人に会うと隠されていた優しさが露わになり、無償で相手を愛する事に徹します。 1880年 ジャン・マリニャックが発見。 サマルスキー石,ガドリン石,ゼノタイムなどの中に含まれる。銀白色の金属で、イオンは無色である。希土類元素共通の化学的性質をもつ。毒性については未知である。 Tb 5 5 2 2 2 4 65_158.92535_2,8,18,27,8,2 テルビウム ランタノイド 物事にとても保守的なあなたは時に柔軟性に欠け、真新しいものに対しての耐性が弱いようです。 1843年 スウェーデンの化学者カール・グスタフ・モサンデルが発見。 単体は銀灰色の金属で,融点約 1356℃,比重 8.277。空気中で容易に酸化される。酸化物 Tb2O3 は白色粉末。 Dy 4 7 4 2 5 4 66_162.500_2,8,18,28,8,2 ジスプロシウム ランタノイド 時に冷静に人を判断することが出来ず、疑わしい点があると真っ先に攻撃してしまうタイプです。 1886年 ポール・ボアボードランによりホルミウム化合物から単離。 単体は金属元素で,融点 1407℃,比重 8.536,酸化数3。化合物の結晶や水溶液の色は黄色ないし黄緑色。中性子吸収断面積が大きいのが特徴。 Ho 3 1 3 1 3 4 67_164.93033_2,8,18,29,8,2 ホルミウム ランタノイド 物事の結果にこだわり、途中で問題が発生しても周りに助けを求めてそのまま責任転嫁してしまうようです。 1878至1879年 1878年に、マーク・ドラフォンテーヌとジャック・ソレのスイス人グループが、1879年にスウェーデン人のペール・テオドール・クレーベが各々独立に発見した。 単体は金属で,融点 1461℃,比重 8.803,酸化数3。化合物の結晶および水溶液の色は褐緑色。ジスプロシウム化合物とともに希土類元素化合物中最も大きい常磁性を示す。 Er 3 3 4 2 3 3 68_167.259_2,8,18,30,8,2 エルビウム ランタノイド 友達の間や仕事でもあなたはあまり何かに責任を持ってやり遂げる事を好まず、どちらかというと自分の魅力で人を操る方を得意とします。 1843年 スウェーデンのカール・グスタフ・モサンデルガドリン石(イットリウムが発見された鉱物)の研究を行いエルビウムを発見。 単体は暗灰色の金属。比重 9.164,融点 1400~1500℃。原子価3。ガドリン石,フェルグソン石,ユークセン石,ゼノタイムなどの希土類鉱物中に含まれるが,地殻存在量は 2.8ppmで,重希土類元素としては比較的豊富。 Tm 5 5 7 2 2 4 69_168.93422_2,8,18,31,8,2 ツリウム ランタノイド あなたはとても変わっている人です。普段はあまりそのような一面を見せませんが、同類が現れたときに本領が発揮されるでしょう。 1879年 ペール・テオドール・クレーベがエルビアから新元素として分離し、発見した。 単体は銀白色の金属で,細工しやすい。融点 1550~1600℃。空気中では室温で表面が酸化され、加熱すると酸化ツリウム()となる。水に徐々に溶けるが、熱水、酸に水素を発して溶ける。普通は酸化数の化合物をつくる。3価の化合物の結晶および水溶液は淡い緑色、常磁性で、ごくまれに二価化合物ができる。 Yb 5 4 4 2 3 4 70_173.054_2,8,18,32,8,2 イッテルビウム ランタノイド 能力的な方面では平均的なあなたですが、それよりも周りの人との絆を大事にするタイプです。 1878年 スイスの化学者ジャン・マリニャックが分離に成功。 灰色の金属で、常温、常圧で安定な結晶構造は面心立方構造 (FCC)。比重は6.97、融点は824 °C、沸点は1193 °C(異なる実験値あり)。空気中で表面が酸化されるが、内部までは侵されない。水にゆっくりと溶け、酸、液体アンモニアにも溶ける。水素、ハロゲンとも反応する。 Lu 4 3 3 2 2 4 71_174.9668_2,8,18,32,9,2 ルテチウム ランタノイド 物事の過程に興味を持ち、あまり結果は気にしないタイプです。そのためいつも目の前の事に気を取られ全体像を把握できてません。 1905年 カール・ヴェルスバッハがスペクトル分析で Yb2O3 内に新元素を発見。2年後に単体分離。 単体は金属で,六方晶系結晶,比重 9.74,融点約 1700℃。化学的性質は他の希土類元素と類似している。酸化数3。特定の用途は見出されていない。 Hf 2 4 4 2 5 4 72_178.49_2,8,18,32,10,2 ハフニウム 遷移金属 思考力を駆使し、いかなる状況でもへこたれずポーカーフェイスを貫くでしょう。 1923年 コペンハーゲンにあるボーア研究所でたディルク・コスターとゲオルク・ド・ヘヴェシーはジルコンのX線分析を行い、第72番元素を発見。 単体は銀白色で光沢ある展延性に富む金属で,チタン,ジルコニウムと同族。融点 2227℃,比重 13.3。化学的性質はジルコニウムに酷似しているため,相互分離は非常に困難である。白熱電球のフィラメント,X線管の陰極,高圧放電管の電極 (ハフニウムと,タングステンまたはモリブデンとの合金として用いられる) ,特殊ガラス,特殊合金などに使われる。 Ta 2 9 5 4 3 4 73_180.94788_2,8,18,32,11,2 タンタル 遷移金属 華やかな外見を持ち合わせていないあなたはあまり自分を表現する事を好まないようです。しかし、友人のためなら全力を尽くし、縁の下の力持ちの存在になります。 1802年 スウェーデンにおいてアンデシュ・エーケベリによって発見された。 単体は灰色の展延性に富む硬い金属で,融点 2980℃,比重 16.64。線状に成形したときの抗張力は銅,ニッケル,白金などより大。耐食性に富み,高温ではよく水素を吸蔵する。空気中ではきわめて安定。フッ化水素酸以外の酸に不溶。したがって化学工業用耐酸性材料,熱交換器,ペン先,分銅,外科や歯科用の器材,真空管材料,整流器,レーダ用電子管材料などに広く使用されている。 W 1 9 9 1 4 1 74_183.84_2,8,18,32,12,2 タングステン 遷移金属 ガラスの心を持っているあなたは傷つきやすいですが、経験を積むにつれそれは屈強なものになるでしょう。 1781年 スウェーデンのカール・ヴィルヘルム・シェーレが灰重石から酸化タングステンの分離に成功。 単体は白色ないし灰白色の金属。比重 19.35,硬度 6.5~7.5,融点 3410℃。乾燥空気中では安定であるが,赤熱すると三酸化物となる。水にはおかされないが,水蒸気と反応し,二酸化物を生じる。酸に対しては非常に安定。高速度鋼,永久磁石鋼,耐熱合金,耐食合金などの製造に使われ,純金属は電球のフィラメント,電子管電極,電気接点用金属などとして用いられる。 Re 2 9 9 2 3 4 75_186.207_2,8,18,32,13,2 レニウム 遷移金属 自由奔放でやりたい放題のあなたですが、いざ運命の人に出会うと無限の力を発揮し、全力でその人を守ろうとするでしょう。 1925年 イーダ・ノダックとワルター・ノダックとオット・バーグが発見。 単体金属は黒ないし銀灰色,比重 20.9~21.4,融点 3180℃。硝酸,硫酸に可溶。化学的性質はモリブデン,タングステンに似ているが,特にテクネチウムに酷似している。触媒として用いられるほか,タングステン,モリブデンとの合金,高真空電子管材料などとして注目を集めている。 Os 2 9 9 5 0 4 76_190.23_2,8,18,32,14,2 オスミウム 遷移金属 人畜無害なあなたはいじめの標的になりやすいですが、我慢が限界に達した時は誰にも止められません。 1804年 イギリスのスミソン・テナントによって粗白金の王水溶解残留物から発見。 単体は青白色の光沢ある金属。融点 2700℃。比重 22.48で,物質中最大の比重をもつ。空気中では安定であるが,粉末は常温でも徐々に酸化される。熱濃硫酸,王水,濃硝酸と反応し溶ける。リン,硫黄の蒸気中で燃焼する。2,3,4,6,8価として多様な化合物をつくり,また錯塩をつくりやすい。イリジウムとの合金はペン先や精密ベアリングに使われ,またアンモニア合成用触媒,有機化合物の水素化触媒として使われる。 Ir 1 7 9 2 2 1 77_192.217_2,8,18,32,15,2 イリジウム 遷移金属 自分のやるべきことに対してしか関心を持たず、周りで何が起こってるのかなんて知ろうともしません。しかし、その驚異的な集中力があなたを磨き上げる武器になるようです。 1804年 イギリスのスミソン・テナントによって粗白金の王水溶解残留物から発見。 単体は銀白の金属で,等軸晶系に属する。比重 22.4,融点 2454℃,沸点約 4800℃。延性に乏しく,もろい。普通 3,4価の陽イオンをつくる。空気中 800℃で酸化し,酸化イリジウム IrO2を生じる。鉱酸,融解水酸化アルカリにおかされず,粉末のみ王水と反応する。白金の硬度を増すため白金に添加される。白金るつぼなど理化学器械の製作に用いられる。 Pt 0 9 9 2 1 3 78_195.084_2,8,18,32,17,1 白金 遷移金属 周りがどんなに変化しようとも、あなたは自分を見失わずいい意味で決して変わらないでしょう 1935年 アントニオ・デ・ウジョーアによって再発見。 単体では、白い光沢(銀色)を持つ金属として存在する。化学的に非常に安定であるため、装飾品に多く利用される一方、触媒としても自動車の排気ガスの浄化をはじめ多方面で使用されている。酸に対して強い耐食性を示し、金と同じく王水以外には溶けないことで知られている。なお、同じく装飾品として使われるホワイトゴールド(白色金)は金をベースとした合金であり、単体である白金(プラチナ)とは異なる。 Au 0 9 8 8 3 1 79_196.966569_2,8,18,32,18,1 金 遷移金属 どんな状況においてもあなたはキラキラ輝いており、みんなの希望の光になる事でしょう。 古代 大昔から既に存在が知られた。 単体は美しい黄金色の軟らかい金属で,融点 1063℃,比重 19.3。金属のなかで最も展延性に富み,厚さ 0.1μmの箔を作ることができ,1gを約 3000mの線に伸ばすことができる。化学的には安定であるが,王水に溶け,塩化金酸となる。古くから貨幣,工芸,装飾品の材料として珍重されているほか,陶器類の着色,メッキ,金箔,歯科材料などに用途がある。 Hg 3 6 2 2 5 1 80_200.59_2,8,18,32,18,2 水銀 遷移金属 毒舌で皮肉屋のあなたはみんなから敵視される事もしばしば。しかし、単独行動を好むあなたにとっては逆にそっちの方がいいのかもしれません。 古代 大昔から既に存在が知られた。 単体は銀白色の重い液状の金属。比重 13.6,融点-38.87℃,沸点 356.58℃。鉄を除く多くの金属とアマルガムをつくる。沸点近くまで熱すると酸化水銀になる。硝酸,熱濃硫酸,王水に可溶。酸化数は1と2。水銀の蒸気圧は小さいが,長期間吸入すると危険。膨張率が大きく,広い温度範囲で一定であるから,温度計に用いられるほか,気圧計,水銀ランプ,電気スイッチ,鏡,水銀ポンプ,水銀塩の製造,触媒,鉱石からの金,銀の抽出,整流器,アマルガム,電極など,非常に広い用途がある。 Tl 4 7 7 2 3 4 81_204.38_2,8,18,32,18,3 タリウム 主族金属 とても純粋で争いを好まず、自分から人を傷つけるようなことはしません。しかし、自分を傷付けた人は一生忘れず、死ぬまで恨むことがあるようです。 1861年 ウィリアム・クルックスによって硫酸工場の残留物から発見。 単体は青白色の非常に軟らかい金属で,空気中では表面が酸化し,酸化膜は厚くなるので,石油中に保存することが多い。合金をつくりやすく,水銀とも容易にアマルガムをつくる。比重 11.85。 174℃で蒸発しはじめる。融点 303.5℃。原子価は1価,3価。低融点合金,軸受合金などに利用されるほか,硫酸塩は殺鼠剤,殺虫剤として用いられる。 Pb 3 9 7 2 4 1 82_207.2_2,8,18,32,18,4 鉛 貧金属 初対面の人には強い忘れられないような印象を残しますが、知り合って時間が経つとそれが薄れていくようです。 約紀元前3000年前 約紀元前3000年前にも製錬の記録があり。 単体は青白色の銀状の軟らかい金属。融点 327.4℃,比重 11.3,硬さ 1.5。空気中では錆びるが,内部には及ばず安定である。酸に可溶。酸素が存在すると水,弱酸にもおかされる。鉛板,鉛管としての需要が多く,蓄電池電極としても多く使われる。活字合金,はんだ,易融合金,軸受合金,チューブ,硬鉛鋳物などにも使われる。 Bi 3 9 8 1 3 4 83_208.98040_2,8,18,32,18,5 ビスマス 貧金属 あなたは比較的厳格な人で、何事に対しても慎重に判断し、あまり新しいものを好まない性格のようです。 1757年 クロード・フランソワ・ジョフロアがビスマスの性質を調べ、鉛と明白に違うことを示した。 単体はやや赤みのある銀白色の金属。融点 271℃,比重 9.8,硬度 2.5。凝固するとき体積が3~3.5%膨張する。電気伝導度は低く,半金属的。希硝酸,熱硫酸,濃塩酸に可溶。一般に酸化数3と5の化合物をつくり,前者のほうが安定である。融点が低いので,鉛,スズとともにローゼ合金,ニュートン合金,カドミウムの入ったウッド合金 (ヒューズ用) などの易融合金の主要材料や低融点ハンダ,高温高圧プラグ,火災報知機,消火用スプリンクラ,防火扉の高温感知部などに用いられる。中性子吸収断面積が低く,原子炉冷却材として重要。化合物は医薬品や化粧品などにも用いられる。 Po 2 8 6 3 3 4 84_(209)_2,8,18,32,18,6 ポロニウム 卑金属 冷たく硬いからにこもっているあなたですが、実はとても温かい人で相手がどんなに悪い人でも相手の長所を探してしまうほどのお人好しです。 1898年 ピエール・キュリーとマリ・キュリーがウラン鉱石から発見。 単体は灰白色の金属で,化学的性質はテルル,ビスマスに似る。天然にわずかに存在。最も存在量の多い同位体は21(0/)Po(半減期138.4日)。最近ではビスマスを原子炉内で中性子照射してかなりの量がつくられている。α線源として利用。 At 9 5 0 4 6 4 85_(210)_2,8,18,32,18,7 アスタチン ハロゲン 情緒がとても不安定で、落ち着いていると思った次の瞬間に雷のように怒り出したり、気持ちがとても忙しく変化するあなたに周りも戸惑っているようです。 1940年 アメリカのカリフォルニア大学バークレー校でエミリオ・セグレ等によりビスマス209にアルファ粒子を当てて、アスタチン211が初めて作られた。 十数種類の同位体が人工的につくられているが,短寿命のものが多い。アスタチン 210 (半減期 8.3時間,α壊変および電子捕獲) と 211 (7.2時間,α壊変および電子捕獲) が最も長寿命で,普通に得られる。天然にはアクチニウム系のアスタチン 219,216,ウラン系の 218がわずかに存在することが認められている。 Rn 3 8 0 0 0 4 86_(222)_2,8,18,32,18,8 ラドン 希ガス どんな事に対しても行動する勇気を持ち、決してくじけない強い心の持ち主です。 1900年 ドイツの物理学者フリードリヒ・エルンスト・ドルンが元素であることを発見。 単体は無色無臭の単原子気体で,沸点は-62℃,密度 9.73g/l (0℃) 。γ線源として癌治療に使われる。ニトン,ラジウムエマネーション,エマネーションの名でも呼ばれる。 Fr 8 4 0 4 8 3 87_(223)_2,8,18,32,18,8,1 フランシウム アルカリ金属 常に第三者の視点から物事を見ており、周りとコミュニケーションをとりポジティブな影響を与える事を得意とします。 1939年 マルグリット・ペレーがフランスのパリにあるキュリー研究所において発見。 フランシウム223はβ(ベータ)崩壊性で、半減期21.8分。このほか17種の放射性同位体が人工的に得られているが、半減期はいずれも20分程度で、トレーサー量しか得られていない。化学的性質はセシウムと類似しているが、寿命が短いため、物理的性質の詳細は不明である。 Ra 4 5 7 2 7 1 88_(226)_2,8,18,32,18,8,2 ラジウム アルカリ土類金属 常に第三者の視点から物事を見ており、周りとコミュニケーションをとりポジティブな影響を与える事を得意とします。 1898年 ピエール・キュリー、マリ・キュリー夫妻によってウランの抽出残渣から分別結晶することにより、ラジウム226(半減期1600年)が発見。 単体は銀白色の金属で空気に触れると黒変する。融点 700℃,比重約6。γ線源として医療や,硫化亜鉛に混ぜて夜光塗料に利用されたが,現在これに代る人工放射線源が用いられている。ラジウムは4種類あり、半減期が最も長いのは226で約1600年。ラジウムやラジウムから変化したラドンは放射線の一種であるアルファ線を出し、これを含む温泉は健康に効能があると言われているが、科学的な根拠ははっきりしていない。 Ac 5 3 5 4 8 3 89_(227)_2,8,18,32,18,9,2 アクチニウム アクチノイド 思考力がとても高く、物事を客観的に冷静にみることが出来ます。 1899年 アンドレ=ルイ・ドビエルヌが、ピッチブレンドからウランを分離した際の残留物中から発見した。 単体は銀白色の金属で,暗所では発光する。融点 1050±50℃,沸点 3300℃。空気中では酸化アクチニウムの白い被膜を形成,水溶液では3価の正原子価のみを示す。アクチニウム 227はウラン鉱物中に存在し,ピッチブレンド 1t 中の含有量は 0.15mg ,クラーク数 3×10-14 である。 Th 5 4 2 4 7 4 90_232.0377_2,8,18,32,18,10,2 トリウム アクチノイド 目標を高く設定した上で最後までやり通し、その成長する過程を楽しむかのように見えます。 1828年 スウェーデンのイェンス・ベルセリウスによってトール石から発見。 銀白色のもろい金属で,化学的性質は希土類元素に似る。天然に存在するものは232Th(半減期1.39×101(0/)年)。トリウム系列の出発元素。原子炉用燃料源となりうるが,実用化されていない。主鉱石はモナズ石,方トリウム石,トール石など。 Pa 4 9 7 3 6 4 91_231.03588_2,8,18,32,20,9,2 プロトアクチニウム アクチノイド あなたは比較的厳格な人で、何事に対しても慎重に判断し、あまり新しいものを好まない性格のようです。 1917年 リーゼ・マイトナー、オットー・ハーンがプロトアクチニウム231を発見。 灰色の金属で,空気中でかなり安定。天然にはウラン鉱物中に質量数 234のウラン系核種と,質量数 231のアクチニウム系核種が存在するが,このほか 12種類の人工放射性核種の存在が知られている。トリウムを中性子照射して得られるプロトアクチニウム 233は,核燃料となりうるウラン 233の親核種で,非常に重要である。酸化数4,5で,化学的性質はタンタルに類似している。 U 8 9 6 2 7 1 92_238.02891_2,8,18,32,21,9,2 ウラン アクチノイド グループ内にいるとあなたの熱意は烈火の如く、何事に対してもポジティブでコミュニケーションを得意とし、情報の伝達係でもあります。 1789年 ドイツのマルティン・ハインリヒ・クラプロートが閃ウラン鉱から発見。 単体は銀白色の金属で,688℃以下でα体,668~774℃でβ体,774℃以上でγ体が安定である。融点約 1133℃,沸点 3818℃。主要鉱石は閃ウラン鉱およびカルノー石であるが,第2次世界大戦後の需要の急増に伴い資源の開発が行われ,100種以上の含ウラン鉱物が見出されている。ウランはそのまま原子炉用燃料になるが,ウラン 235を分離し,濃縮ウランとして利用されることが多い。原子爆弾はウラン 235あるいはプルトニウム 239などの原子核分裂に伴い放出されるエネルギーを利用したものである。 Np 4 9 9 2 7 4 93_(237)_2,8,18,32,22,9,2 ネプツニウム アクチノイド あまり目立つ方ではないですが、同時に必要不可欠な存在です。あなたは物事の決断する際の要であり縁の下の力持ちです。 1940年 マクミラン、アベルソン(アーベルソン)がウラン238に中性子を当てて、ネプツニウム239を作り単離が実現したため、人工的に作られた最初の超ウラン元素として認められた。 単体は銀白色の金属で,化学的にはかなり活性大。最も半減期の長い同位体は237Np(2.2×106年)。天然にもウラン鉱石中に微量存在する。室温でα体 (斜方) が安定。 278℃でβ体 (正方) に転移する。比重 20.5,融点 648℃。。空気中室温では酸化されないが、高温では酸化物の被膜をつくる。希塩酸に溶ける。人工衛星などで小型動力源として用いられる。 Pu 8 4 9 1 2 4 94_(244)_2,8,18,32,24,8,2 プルトニウム アクチノイド 思考力に優れており、周りの人と自分の意見をシェアすることを好みます。 1940年 グレン・シーボーグらが238Npのβ崩壊生成物から初めて238Puを発見。 単体は銀白色の金属で、発火しやすい。質量数239の同位体は、ウラン238が中性子を吸収してでき、容易に核分裂するので原子爆弾や水素爆弾に利用、核燃料としても重要で、半減期は約2万4360年。毒性はきわめて強い。冥王星(めいおうせい)の英語名、Plutoにちなむ。元素記号Pu 原子番号94。 Am 6 9 9 2 4 4 95_(243)_2,8,18,32,25,8,2 アメリシウム アクチノイド 自分で決めたことであれば、周りがどう言おうと最後までやり通す強い意志があるようです。 1944年 カリフォルニア大学バークレー校でグレン・シーボーグらによって原子炉内のプルトニウム239に2個の中性子を当て、プルトニウム241ができ、これがβ崩壊して、アメリシウム241を発見。 単体は銀白色の金属。比重 11.87,融点 850~1200℃,沸点 2607℃。酸化数3,4,5,6。溶液中では Am3+ ,AmO2+ ,AmO22+ が安定である。化学的性質は希土類元素のユーロピウムに似る。アメリカ大陸にちなみ命名。 Cm 4 9 8 3 3 4 96_(247)_2,8,18,32,25,9,2 キュリウム アクチノイド あなたは寡黙な人で言葉は少ないですが、行動で示すタイプだと友人には思われているようです。 1944年 シーボーグ等により、プルトニウム239に32 × 106 eVのα粒子をぶつけることにより、キュリウム242(半減期163日)が作られた。 ,最初に発見されたキュリウム 242は半減期 162.5日,α壊変でプルトニウム 238に変る。ミリグラム量のキュリウム 242の単体金属が製造されているが,これは銀白色で展性がある。しかしα線を出すため腐食性がある。融点 1340℃。放射能は非常に強く,ラジウムの約 3000倍。 Bk 7 9 5 6 7 4 97_(247)_2,8,18,32,27,8,2 锫 アクチノイド 自信に満ち溢れ、人とのコミュニケーションを好みますが、物事の決断を下す際はとても客観的で冷静な判断をします。 1949年 アメリカのシーボーグらが、アメリシウム241にアルファ粒子を当てて、バークリウム243を作った(発見した)。 35メガ電子ボルトのヘリウムイオンをミリグラム量のアメリシウム241に衝撃させ、バークリウム243が人工合成された。その後多くの同位体が得られたが、概して半減期は短い。バークリウム247の1380年は例外的に長く、248の9年、249の320日が比較的長い。酸化数+と+の酸化物、水酸化物、ハロゲン化物などが知られており、結晶構造が解析されたものもある。質量数 247 (半減期 7×103 年,α壊変) の核種のほか7種の核種が知られている。水溶液中では3価,4価が安定で,化学的性質は希土類元素に類似している。 Cf 7 5 7 4 6 4 98_(251)_2,8,18,32,28,8,2 カリホルニウム アクチノイド あなたは単純作業や決められたことをやるのはあまり好きではなく、どちらかと言うと自分で創造し工夫して動くのが好きなのかもしれません。 1949年 カリフォルニア大学バークレー校のグレン・シーボーグ、トンプソン、ギオルソらが、キュリウム242にサイクロトロンで35 × 106 eVに加速したα粒子をぶつけてカリホルニウム245(半減期45分)を発見した。 質量数251の同位体が最長半減期898年をもつ。ほかにもかなり半減期の長い同位体があり、質量数252の同位体は、グラム単位の規模で入手できるもっとも重い核種である。この同位体は移動可能な中性子源として、宇宙空間や深井戸での中性子放射化分析に利用される。酸化数+Ⅲの状態が安定で、多くの化合物が知られている。他のアクチノイドと同じく、人体に危険であり、骨に濃縮して赤血球造成に障害を与える。 Es 7 4 6 1 7 4 99_(252)_2,8,18,32,29,8,2 アインスタイニウム アクチノイド 自分の考えをまとめることができず、時に支離滅裂なことを言い始めてしまします。 1952年 ギオルソ、シーボーグ等がカリフォルニア大学バークレー校で、水爆実験(アイビー作戦)の放射性降下物の中から発見した。 ウラン、ネプツニウム、プルトニウムなどの原子核に中性子、α(アルファ)粒子、重陽子、炭素あるいは窒素などの原子核を作用させて多くの同位体がつくられているが、いずれも短寿命の放射性同位体で、質量数252のものがもっとも長い半減期472日をもつ。+Ⅲが安定であり、酸化物、ハロゲン化物、有機酸塩が得られている。 Fm 6 4 1 2 7 4 100_(257)_2,8,18,32,30,8,2 フェルミウム アクチノイド いろんな面で平均的なあなたは、脳細胞を活性化させるような複雑なことを好まないでしょう。 1952年 ギオルソ、シーボーグ等がカリフォルニア大学バークレー校で、水爆実験(アイビー作戦)の放射性降下物の中から発見した。 アクチノイドに属する人工放射性元素の一つ。原子番号100、元素記号Fm。98番元素カリホルニウムの合成(1950)に引き続き、高密度中性子束照射、重原子イオン衝撃などの方法による99番、100番元素の合成が試みられ、それらはのちに成功したが、最初に生成が確認されたのは1952年の太平洋エニウェトク環礁での水爆実験においてであった。軍事上の理由からその科学的報告は99番元素アインスタイニウムとともに1954年まで延期された。原子力エネルギー開発に貢献した物理学者のフェルミを記念して命名された。水溶液中ではアクチノイドに典型的な3価陽イオンになる。 Md 5 5 2 8 8 4 101_(258)_2,8,18,32,31,8,2 メンデレビウム アクチノイド あなたはとても理屈的な人ですが、情にも厚く周りからしてみると少し矛盾した行動をとる事もしばしば。 1955年 ギオルソ、シーボーグ等が、サイクロトロンを使って、アインスタイニウム253にα粒子をぶつけて、メンデレビウム256を初めて作り同時に発見した。 アインスタイニウム 253をヘリウムイオンで衝撃することにより,メンデレビウムの放射性同位体 255および 256の生成が確認された。その核的性質,放射能のほか,イオン交換樹脂からの溶出順序が原子番号に対応することに基づいて確認されたことは有名である。ロシアの化学者 D.メンデレーエフにちなんでメンデレビウムと命名された。 No 3 3 3 3 5 4 102_(259)_2,8,18,32,32,8,2 ノーベリウム アクチノイド あなたはとても慎ましい人で、今の生活に満足しているでしょう。 1957から1958年 1957年から1958年にかけて複数のグループが発見を主張。現在ではギオルソ、シーボーグ等の発見(1958年)ということになっている。キュリウム246に炭素12をぶつけてノーベリウム254(半減期2.3秒)を発見した。 原子番号82番の鉛から98番カリホルニウムくらいまでの重元素原子に原子番号5番ホウ素から20番カルシウムくらいまでの軽元素原子を衝撃させて得た、質量数250から260を超える同位体の生成が報告されているが、最長の半減期はノーベリウム259の58分とされている。対応するランタノイドのイッテルビウムに似た化学的性質を示し、水溶液中で2価および3価陽イオンとなる。 Lr 4 3 3 0 5 4 103_(262)_2,8,18,32,32,8,3 ローレンシウム アクチノイド 周りの人からあなたは冷たくて、人との関係を好まない印象があるようです。 1961年 カリフォルニア大学バークレー校のギオルソらにより、カリホルニウム(249Cf、250Cf、251Cf、252Cf の混合物)に重イオン線型加速器で加速したホウ素(10B または 11B)を照射して人工的に作られた。 10種を超える同位体が得られているが、いずれも半減期は短い。そのため化学的性質を調べるのは困難であるが、溶液中で酸化数+Ⅲとなる証拠が得られている。サイクロトロンの発明者であるアメリカのローレンスを記念して命名された。発見当初、元素記号としてLwが使われたこともあったが、1997年に、国際純正・応用化学連合(IUPAC:International Union of Pure and Applied Chemistry)によって、Lrが正式に決定された。 Rf 9 9 9 9 9 4 104_(267)_2,8,18,32,32,10,2 ラザホージウム x x x x x Db 9 9 9 9 9 4 105_(268)_2,8,18,32,32,11,2 ドブニウム x x x x x Sg 9 9 9 9 9 4 106_(271)_2,8,18,32,32,12,2 シーボーギウム x x x x x Bh 9 9 9 9 9 4 107_(272)_2,8,18,32,32,13,2 ボーリウム x x x x x Hs 9 9 9 9 9 4 108_(270)_2,8,18,32,32,14,2 ハッシウム x x x x x Mt 9 9 9 9 9 4 109_(276)_2,8,18,32,32,15,2 マイトネリウム x x x x x Ds 9 9 9 9 9 4 110_(281)_2,8,18,32,32,17,1 ダームスタチウム x x x x x Rg 9 9 9 9 9 4 111_(280)_2,8,18,32,32,18,1 レントゲニウム x x x x x Cn 9 9 9 9 9 4 112_(285)_2,8,18,32,32,18,2 コペルニシウム x x x x x Nh 9 9 9 9 9 4 113_(284)_2,8,18,32,32,18,3 ニホニウム x x x x x FI 9 9 9 9 9 4 114_(289)_2,8,18,32,32,18,4 フレロビウム x x x x x Mc 9 9 9 9 9 4 115_(288)_2,8,18,32,32,18,5 モスコビウム x x x x x Lv 9 9 9 9 9 4 116_(293)_2,8,18,32,32,18,6 リバモリウム x x x x x Ts 9 9 9 9 9 4 117_(294)_2,8,18,32,32,18,7 テネシン x x x x x Og 9 9 9 9 9 4 118_(294)_2,8,18,32,32,18,8 オガネソン x x x x x